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ラジオ出演

昨日、2月24日。

このブログで紹介した「沖縄ロケ地アプリ」について、タイフーンFM「ヒトワク」でラジオ出演してきました!

タイフーンFMはコミュニティFMなので、ラジオでは那覇エリアでしか聞く事が出来ませんが、ポッドキャストで公開しています。

聞き逃した方、エリア外の方は是非ポッドキャストで聞いて下さい。

ヒトワクの公式ブログで私の写真も公開中!(笑)

 http://uruma.ap.teacup.com/hitowaku/

at 13:02, Matayoshi En, デジタル関係

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「沖縄ロケ地アプリ」リリース!

 久々の更新。

ブログエントリー出すのは遅れましたが、やっとのこと「沖縄ロケ地アプリ」がリリースされました!


沖縄ロケ地アプリ:iTunes App store

沖縄フィルムオフィスだけでなく、全国にあるフィルムコミッションの多くは「ロケ地マップ」というのを発行・配布しています。参考のため、各地のロケ地マップを保存していますが、冊子形式だったり、マップ形式だったり、多種多様。正直、見ていて飽きません。

そもそもフィルムコミッションが「ロケ地マップ」を作ったり、配ったりするのは、通常観光地ではなかった場所を、新たな観光地にしてしまおう!という戦略。
いわば、映画やドラマによって「観光地開発」している訳です。

テーマパーク等と比べて、非常に費用対効果の高い観光地作りですね。
環境もあまり破壊しないし。

沖縄フィルムオフィスでも、ロケ地を観光地化するべく、パンフレット形式の「ロケ地マップ」を2度程発行しました。

1回目は沖縄ロケ作品の予告編DVD付の「沖縄ロケ地ガイド」です。

予告編DVDが付いているので、非常に好評でしたが、動画使用の権利関係の調整は非常に面倒で限られた予算の中「こちらがPRしたい作品」と「使用許可が得られる作品」にかなりのギャップがある事を知ります。
また、英語版のロケ地ガイドも同時に制作したのですが「公式な英語タイトルがない」という作品の多さにも驚きました(つまり、最初から輸出する気がないってこと)。
また、多くの作品紹介記事を掲載したため、逆にマップ部分が小さくなってしまい「どの市町村で撮影されたか」くらいは分かっても、「その場所に行ける」程の地図は掲載出来ませんでした。

例えば、市町村単位のフィルムコミッションであれば、徒歩でも使えるマップも可能でしょうが、沖縄フィルムオフィスのように、離島も含めた全県網羅となると、ほぼ不可能です。
更に、お恥ずかしい話ですが、各作品ごとのロケ地についてもある程度正確なロケポイントは、スタッフの頭の中にあるだけでウチの事務所内でも共有さえされていませんでした。

そこで次に、ひとまずロケ地の緯度経度をデータを中心にデータを整理する事にしました。
県との話し合いで、沖縄フィルムオフィス設立以前の映画やドラマのロケ地情報も整理する事になりました。データが整理されると、今度は新たに「沖縄ロケ地マップ」というのを制作しました。
前回の「沖縄ロケ地ガイド」は A4版のパンフレットでしたが、今回はよりコンパクトに蛇腹っぽく折りたたんだもの。実際に持って歩くのは苦になりません。
マップも、大きくしました。…しかし、それでも限界があります。

結局のところ

・地図を大きくするとかさばる。
・地図を小さくすると位置がよく分からなくなる(その場所に行けない)
・印刷した部数によって、配布出来る数に限りがある。
・まとまった部数を印刷すると、意外に予算かかる。

という問題は解決出来ません。
WEBサイトだと、逆にPCからのアクセス前提なので、これまた「その場所」まで情報を携帯する事が難しいという問題がありました。

丁度そのころ、沖縄でもiPhoneアプリを開発しリリースしている会社が幾つか出てきたので、内々にアプリ開発の予算額を聞いたところ、印刷費とさほど変わらない事が分かりました。

更に更に、県内でiPhoneアプリ開発実績のある会社を検索してみると、10社程あるではないですか!

速攻で企画書書いて、県に企画説明して、ビューロー内部にも説明して「iPhoneアプリ開発しよう!」という事が正式決定したのが去年の6月上旬。

6月下旬には、企画コンペ説明会を開催。

7月上旬にはビューローでiPhone購入しようとするも、ソフトバンクとの法人契約には法人の実印と通帳が必要とか訳わからん理由により断念。代わりにiPad Wifi版を購入。

7月下旬には業者決定。
(今回の沖縄ロケ地アプリ、基本的な仕様は僕が考えましたが、「顔穴看板」というユニークなアイディアはブロッコ・デリさんの発案です)

そっからは仕様の細かい所を詰める作業。
何の作品を掲載するか?どこのロケ地を掲載するか?等検討し、掲載する映画やドラマのイメージの版権調整もお願いしつつ、「画像掲載出来るところ」と「画像掲載出来ないところ」で再検討したりと進みました。

で。「沖縄ロケ地アプリ」本当は10月にはリリース予定でした。
…が。
「ロケ地に近い観光地」の紹介文をほぼ新たに書き起こす事になったのと、アップルに申請したらリジェクトかかったため、リリースを延期。

1月13日に公開となり、1月21日に県庁記者会見室にて、記者発表を行いました。

1月24日現在で累計1,650ダウンロードです。

実はこれからのバージョンアップで便利機能が追加予定ですし、もっと言うと僕の尊敬するある人から言われた「それって、オープンソースに出来ないの?」
を真剣に検討したいと考えています。

こういう事例もあるみたいだし。
長崎県が行政基幹システムをOSSで公開へ、SIerには低料金で提供
(ただ、商用利用には低料金で提供って言うのはオープンソースって言えるのかは疑問)

「沖縄ロケ地アプリ」のソースをオープンソースとして公開することについては、要望や評価があればある程実現に動きますので、「やれやれ〜」と思う方は、コメントなりTweetなり、何らかのリアクション下さいね!

at 12:47, Matayoshi En, デジタル関係

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iPhoneアプリの企画公募事業

 沖縄フィルムオフィスで、iPhoneアプリの企画公募します。

iPhoneアプリ開発したいけど、自社企画では…とか思っているところは、絶好の機会ではないでしょうか。

詳細は以下に。

http://filmoffice.ocvb.or.jp/?module=base&action=ShowInfoDetail&TopicsID=147


よろしくお願いします!

at 17:08, Matayoshi En, デジタル関係

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孫正義様へ。Ustream全国展開についてのお願い。

孫正義様へ

私など、想像も出来ないほど、お忙しい日々を送られていると思いますし、一個人のブログで書かれる長文エントリを孫さんに読んで頂けるのか、正直なところ全く予想が出来ません。
しかし、Twitterで1ユーザーの声にも反応しているのを横目で見て、少なくとも機会はゼロではないと考え、こうしてエントリを書いています。

孫さんがおっしゃる「革命」とはつまり、今まで殆ど可能性がなかった場所に、「機会」が与えられる事なのではないでしょうか。デジタル革命とは、こうして機会を生む事だと思うのです。
せっかく与えられた機会ならば、それを活かし、挑戦してもバチは当たらないでしょう。

Ustreamで、孫さんと佐々木さんの「光の道」対談を見て、私は二つの衝撃を受けました。
一つ目の衝撃は孫さんが言葉に詰まった、「泣きたいほど、叫びたいほど日本人になりたいと思った人が何人いるんだと。」と語った時でした。

私は、私の住む沖縄の事を真っ先に思いました。

沖縄の日本復帰から40年近く経とうとしています。
少なくとも、私の親の世代は、日本人になりたいと思って復帰したと思います。
しかし、私の狭い世間では…私の周囲の先輩方は「沖縄のために」とは口にしても、「日本のために」と言う人はあまりいません。その違いは何なのだろう。Twitterでつぶやくと、すぐに反応がありました。
「日本=政府だもの」というコメントでした。

それは私にとっては納得のいく答えでした。

私の中にも、残念ながら政府への不信感、失望感というものがあるからです。
考えてみれば政府だけではありません。

日本全国キャンペーン!というサービスが、北海道に始まり九州で終わる事は何度もありました。
全国一律料金!というサービスが、「但し沖縄等離島は含みません」と表示される事もあります。
「日本全国では…」といってテレビで表示される地図に沖縄が入っていない事も、実はよくある事です。

それぞれ様々な事情もあると理解しつつも、そういう事に触れるたび、やるせない思いを感じます。
日本人にとって沖縄とは何なのだ。と。
昨今の基地問題も、本州の人にとっては「最近のニュース」なのでしょうが、沖縄にとっては戦後も復帰後もずっと続いている問題なのです。

「後から日本人になった」という部分を持ちながら、しかし「日本のために」と夢を語る孫さん。
どこか不信感、失望感に囚われている沖縄。その妙な対比に、何とも言葉に出来ない思いを持ちました。

二つ目の衝撃は、孫さんが佐々木さんに「テレビじゃないんだから時間の制限はないです。」「テレビのような進め方をする必要は全然ない。」と言った時でした。

私は公私共に「沖縄にコンテンツ産業を興す」事を目指しています。
その中で、重要なテーマとして<コンテンツホルダーであり製作者でもあり流通であるテレビキー局が東京に一極集中し事実上参入出来ない状況>を何とか打ち崩し、地方でも全国へコンテンツを発信出来るような仕組みを考えています。

農産物でも加工品でも工芸品でも、沖縄産のものは、東京だけでなく全国で流通しています。スーパーにいけば沖縄産のスイカやマンゴーが手に入ります。しかしことテレビコンテンツに至っては違います。
地方産の番組が全国流通(放送)される事は、沖縄に限らずほぼ皆無です。
物流コストがほぼゼロに近いにも関わらず、このような状況になるのは、既得権以外の理由とは思えません。

苦肉の策として、私は沖縄のコンテンツ製作者と一緒に、海外に販路を広げる戦略を描き、実際に少しづつではありますが成果も出始めています。沖縄産のコンテンツが東京の地上波には売れず、海外の地上波には売れるという奇妙な現象が起こっているのです。

Ustreamは、私にとっては新しい、自由なテレビ局とも言えるものです。
コンテンツがテレビ局的な編成やCM、地域や国境から開放され、自由に流通する可能性を秘めています。
孫さんの言った「テレビじゃないんだから」という発言は、私にそれを気づかせるものでした。

さて、長々と書きましたが、実はこのようなエントリを書いているのは、孫さんに是非ともお願いしたい事があるからです。

Ustreamスタジオを全国に展開する計画についてです。

既に渋谷にオープンし、大好評との話も聞いていますが、次のスタジオを設置するにあたり、「渋谷以外の東京のどこか」ではなく、各都道府県に設置する事を優先しては頂けないでしょうか。
発信の機会が存分にある東京よりも、それが限られる地方の方が、その欲求が高いと思うのです。

また、今現在「現場の声」として情報を発信したい欲求がある地域を優先しては頂けないでしょうか。

今日現在、情報を発信したい市民が多くいる地域とは、
基地問題に揺れる沖縄と口蹄疫で揺れている宮崎ではないかと思います。

Yahoo!ボランティアの「宮崎県口蹄疫被害義援金」インターネット募金という取組も、もちろん素晴らしい取組ですが。宮崎の現場は何よりもマスコミではフォローしきれない「声」を聞いて欲しいのではないかと思ってなりません。
少なくとも、沖縄には「何故沖縄の声が届かないのか?マスコミは何故取り上げてくれないのか?」という憤りを持つ人が私の周囲にもいますし、ブログやSNSでの発言数を見る限り、少ない人数ではないと思うのです。

是非、ご検討頂ければ。

at 01:34, Matayoshi En, デジタル関係

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TEDxRyukyuレポート その1

気合いのレポートなので、開催終わってから若干時間経っているのはご勘弁。

2010年2月20日(土)

日本では3番目の開催となる、TEDx(テッドエックス)が沖縄で開催されることになりました。
題して

TEDxRyuKyu

TEDはテクノロジー、エンターテイメント、デザインを表しています。

TEDの詳細について、まずはWikipediaの説明を見て下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/TED_%28%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9%29

それから、公式サイト
http://www.ted.com/

現在のTEDのキュレーター、クリス・アンダーソンはTEDを「知的全身マッサージ」と称しています。他に「楽天家のためのダボス会議」とも言われているとか。後者は僕にぴったりですね(笑)

TEDxRyuKyuについても公式サイトはじめ、Twitterやブログレポート等は、特に「ず」さんの「まとめ」がありますので、こちらも合わせてご覧下さい。

ず’s:TEDxRyukyu 2010関連情報まとめ
http://www.zukeran.org/shin/d/2010/02/22/tedxryukyu-2010-information-links/

そういや、「ず」さん、会場で探したけど見かけなかったな。どこいたんだろ?

さて。
僕個人から見たTEDxRyuKyuの感想を。

TEDx自体は日本では3回目という事ですが、もちろん僕は初めての参加です。
とは言ってもTEDを全く知らなかった訳ではなく、ネットで公開されている動画を見た事はありましたし、さらに「フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」にもTEDの事が書かれていたので、TEDへの興味は非常に高くなっていたタイミングでした。
沖縄での開催を知った時(TEDxRyukyuオーガナイザーの久島さんがmixiでマイミクだったので)には、「これは是非参加するしかない!」と考えていました。

参加応募エントリー開始と同時にエントリー。抽選(審査?)で70名近いキャンセル待ちが出る中、奇跡的に通過して、参加する事になりました。

参加出来なかった人のためにも、iPhone持ってTwitterする僕としては、ほぼ実況に近い形で、Tweetしようと考えておりました。(プレゼンの撮影は禁止でしたが、概ねTwitterとかはやってもらって構わないという事前説明がメールにて開催前にありました。)

TEDxRyuKyuについては、何人か事前に「参加します」話を聞いていましたし、仕事柄、結構いろんな分野で顔を合わせている人もいるので、知っている人が結構いるのではないかと予測していましたが、9:30の開場受付から若干遅れて9:40頃、僕が到着した頃には、確かに何人も知っている人はいましたが、圧倒的に知らない方が多く、自分の世間が沖縄県内に限っても、まだまだ狭いと痛感することになりました(笑)。

10:00、プログラムスタート

携帯電話の電源は切るかマナーモードにして下さいとか、会場内の飲食禁止とか、 簡単な説明が足早にされると、まずは本家TEDの現在のキュレーター、クリス・アンダーソンによるTEDxについての説明。内容は、TEDx楽しんでね!的な話。

その後、TEDでは、プレゼン前にプレゼンターの紹介とかはしないようで、本当にいきなり始まります。 主催者側から、その点についてはちょっと解説がありました。
ビデオもリアルも区別なく体験して下さいとのこと。

最初はビデオでのBruno Bowden氏による折り紙と音楽のコラボレーション。


日本語版
http://www.ted.com/talks/lang/jpn/bruno_bowden_folds_while_rufus_cappadocia_plays.html

音楽とコラボレーションしながら、目隠しで折り紙を折って見せて終わり。という、ちょっと一発芸的なものです。まずはジャブといったところでしょうね。
冒頭に物凄いTED TALKがきちゃうと、沖縄側のプレゼンターもやりにくいでしょうし、全体を通してのプログラムバランスから結構考えられている気がしました。

続いてはビデオでなくリアル。
沖縄から萩野一政氏による地域情報についてのプレゼンテーション。

萩野一政さんは、NPO法人沖縄イベント情報ネットワークの理事で、ネットの「ウルマックス」とフリーペーパー「箆柄暦」(ぴらつかこよみ)を出されている方。

沖縄イベント情報ネットワークが、これまで行ってきたことと、これから行う事をプレゼンしていました。何より一番驚いたのが、掲載件数が毎月1,500件以上掲載して、そのスタッフが、たったの2名だとう事実。凄すぎる。で、このイベント情報インフラをNPOにして公開するので、皆さん是非利用しあって行きましょう。という話。意義深いし、面白そうです。

お次はビデオ。

Jacek Utko氏による「デザインから新聞を変える」



日本語版
http://www.ted.com/talks/lang/jpn/jacek_utko_asks_can_design_save_the_newspaper.html

「新聞の未来」については、実は前から興味深く考えていました。
というのも、最近、沖縄で制作される映画に地元の新聞社が出資するケースが出てきており、東京で行われているメディアミックス展開の、ローカル版が出来ないか?というのを常々考える中で、新聞の未来についても考える機会があったからです。
Jacek Utko氏はワルシャワのビジネス紙「Puls Biznesu」という新聞をリデザインされた方ですが、もちろん僕は知りませんでした。
興味深かったのは、活字だらけの新聞をリデザインするきっかけがシルクドソレイユの公演を観て「大道芸でも最高のパフォーマンスとしてアートに出来るのだから、新聞だって出来るに違いない」と考えて、リデザインしたというところ。
実際に、ビデオではリデザインされた新聞の映像が映し出されますが、正直なところ「所有したい!」と思わせるものばかりでした。
新聞と言うよりも、一つのポスターのようにしたのが秘訣で、数々のデザイン賞の受賞、そして何より、実際に部数が増えた。とのこと。

そして最後の教訓。
(1)デザインは変える事が出来る。製品だけでなく、全て。会社さえ。
(2)小さな国の小さな会社で、予算もスタッフもない状況でも、仕事のやりようによっては、誰でも最高のレベルに達する事が出来る。

素晴らしい。
僕はデザインの現場からかなり離れてしまったけど、その意識は持っていたい。と素直に思いました。あと、やっぱり新聞には新聞の、別の形の未来があるような気もしました。
個人的には、「記事やタイトルを作るスキルの開放」とか、新聞社の可能性として考えられると思います。

と、このあたりになって、初めて自分の大誤算を知りました。

僕は、プレゼンが15分前後というのは知っていたのですが、プレゼンとプレゼンの間には5分くらいの休憩が入るものだとばかり思っていました。

が、実際は、ノンストップでした。

プレゼンターの紹介もありませんから、本当に息つく暇をほぼ与えず、次から次へとプレゼンが続きます。頭の中で、直後のプレゼンについて考えを整理したりする時間もありませんし、プレゼンそのものも短い分、情報が凝縮されているので、数秒でも目を離すと大事な部分を聞き逃す可能性も高いんです。 Twitterする間もありません。Mac持って行ったならまだしも、iPhoneのキーボードでちまちま打ってる暇は確実にないんです。(フリック入力、練習しようかなぁ…)
Twitter実況しようと思っていた僕は、それを断念せざるを得ませんでした。

次はリアル。

写真家の東松照明氏による「アフガニスタン」


どんな方かは、ググって下さい。著名な写真家の方です。
ご自身が撮影したアフガニスタンの写真を見せながら、撮影時の状況や背景を解説する形でプレゼンは進みました。
当然、僕はアフガニスタンの予備知識は殆どなし。なので、文化的な背景を聞くのも知見が広がりますし、プロの写真家の写真というのは、どんな方の写真にせよ、その構図の撮り方とか 個人的にも、何枚も「おお!」と思う写真がありました。 興味深く見る事が出来ました。いわゆる政治的なメッセージのある写真というよりも、そこで暮らす、普通の人々が被写体になっていました。

続いてもリアル。

具志堅隆松氏による「ガマフヤーと不発弾」


沖縄での遺骨収集の現状とこれからの話。実際の不発弾(信管が外され、火薬の抜かれたもの)を会場に持ち込んできてらっしゃったので、本物を見る事が出来ました。
遺骨収集の現場の話的には、日本兵が殆ど。しかも、手榴弾によって自決しているものが多い。という話。胸に手榴弾を抱き、正座するような形なので、背中側の骨と下半身の骨しか残っていない。顎の骨も吹き飛んでいる。とか。
で、不発弾処理の話。以前は海に捨てていたけど、法律が変わって、海に捨てられなくなったため、国の委託を受けた企業が処分するようになった。
なので、国からの委託費>不発弾処理企業となり、金儲けの道具になっている。
何しろ、沖縄に埋まっていると予想される不発弾を計算と、処理出来る数を計算すると後80年もかかる。これを沖縄で処理施設を作り(現在は九州に運んでいる)NPOでオープンにして委託を受け、収益は難病の子供とか、人を生かす形の基金として活用したい。という話。

早速Twitterでは、「沖縄で処分する方が高効率とは限らないじゃん。」とかの呟き発生。また、具志堅氏のプレゼンで「NPOなので、全部オープンにするし、出来るんです。私は会計監査を共産党にお願いしたいくらいだ。」という発言があったのを受けて、TEDに(例え冗談でも)政治的な話が出るのは如何なものか?という指摘がありました。

僕としては「不発弾の処理施設は沖縄に作るべき」には素直に賛同。但し、それは、教育的な意味合いで、学校の授業としてや、一般県民や観光客が見る事の出来る場所である方が、「戦後処理というのが如何に時間のかかるものなのか」を広く伝える意義があると思うからです。基金についてはやや懐疑的。というのも、原資となるのが、仮に国からの不発弾処理委託の予算であるのならば、つまり税金なわけですから「なるべく使わない」方がいい。安い方がいい訳です。企業が入札(実際どうやって業者決定しているのかは不明)によってNPOよりも安く出来るなら、企業に任せた方がよろしい。
NPOが実業務的には安く不発弾処理し、高い価格で国から委託費を得て儲ける事を考えるのであれば、かなり問題ありです。

その意味でも、施設を沖縄に作って、反戦教育的観光地として入場料を取り、収益はそこから得るから、むしろ「不発弾処理の委託にかかるお金は殆どいらないし(極論、無料でもいい)入館料等で余分に得た収益は基金にも回す。」とした方が良いのでは?とか考えました。

「共産党発言」は、ライブであるという面から、TEDxRyuKyu事務局側が事前に把握出来なかった事でしょうが、確かに政治的に中立であるとするTEDのコンセプトから考えると良くないでしょう。ビデオを公開するのであれば、考慮すべき問題ですね。

しかし、政治的発言という意味においては、この日の後半にあった、ダニエル・リベスキンド「建築の17のインスピレーション」 (詳細は後述) において、(英語では何と言ってるか微妙ですが)少なくとも字幕では「私は民主主義を信じています。私は全体主義国家のために作られた美しい建物が嫌いです。そこでは人々は話すことも、投票する事も何も出来ません(中略)しかし、人々に自由を与えない社会の貧困を考えるとき、私はこのような建物を賞賛することが出来ません。」という発言にも、同じく、ちょっとした違和感を感じました。いや、 ダニエル・リベスキンド氏が個人的に賞賛しなくても良いですし、氏の発言は「賞賛されすぎ」という現状へのカウンターで、発言なさっているとは思います。しかし、それを言ったら民主主義以前の建築は全部否定されていまいます。日本の城を作ったのは、殿様なのか職人なのか?意匠は職人にあり、意匠と政治は切り分けて考えたいです。

あ!もちろん私自身は民主主義は今のところ「ベストではないがベターな答え」であると思っていますし、民主主義であるこの時代、この日本、沖縄に生まれた事は幸せだと思っています。

続いてはビデオ。

戦争写真家James Nachtwey氏による「戦争写真の衝撃」


日本語版
http://www.ted.com/talks/lang/jpn/james_nachtwey_s_searing_pictures_of_war.html

各国の戦争・紛争の写真と共に、その状況の解説。

これは、もう、何と言うか、僕の言葉では説明出来ません。ゴメンナサイ。
こういった紛争や戦争をテーマにした映画も、報道写真家の映画も、僕は幾つも見ています。ルワンダで使われた蛮刀(英語だとマチェテmacheteかな)の山を見て、「ホテル・ルワンダ」を思い出したり、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を扱った「ハンティング・パーティ」とか、色々思い出しました。それらは事実がベースにあるものの、やはり作品として脚色されています。「ハンティング・パーティ」なんか、コメディ要素強いし。本物には勝てません。

平和な時代の平和な場所にいると、普段意識する事はあまりないのですが、 人類は毎日のように、地球のどこかで戦争や内紛によって多くの人を殺し、不幸な人々を大量生産しています。今は次の戦争の戦前でしかないのかも知れません。

東松照明氏、具志堅隆松氏、James Nachtwey氏の流れは「戦争を考える」という、主催者側が提示した文脈として「沖縄開催の意味」に繋がるものだと思います。

ここで午前の部終了。1時間の休憩。
ランチタイムは、お弁当が無料で配布されました。なお、開始の段階からコーヒーや水、お茶、ちょっとした茶菓子も無料で提供されています。
飲食物だけでなく、TEDxRyuKyu開催については、様々なサポート協賛があったようです。詳細は公式サイトを御覧下さい。

http://www.tedxryukyu.com/thanks.html

こういった事に太っ腹な協賛をしてくれる各企業は、素直にリスペクトです!
僕自身、これから何かの時には、協賛企業の商品やサービスをなるべく買ったり使ったりしますし、皆さんも、こういった偉い企業は積極的に褒めて下さい。次回はあなたが参加するかも知れないのですから。

弁当は幾つか選べたようですが、そもそも食事の場所が参加人数に対して小さいため、かなりの混雑だったので、特に選ばず、手前にあった玄米弁当を取りました。

弁当

味は、無料で配布される弁当としては、充分に美味しい方だと思います。
…まぁ、食事は有料でも個人的にはいいと思ったのですが、後で主催者に聞いたら、TEDxでは飲食を無料で配る事が決まっているみたいですね。
通常のTEDカンファレンスは、年会費6千ドル(今だと60万円未満か)なので、そりゃあ、飲み物も食べ物も凄いんでしょうけど。

ランチタイムは、喫煙したり、弁当食べたり、Twitterしたり、他の参加者とお話したりしました。他の参加者を紹介してくれる方もいたりしたのですが、あまり話す時間はなかったのが、ちょっとだけ残念。本当は数日やってくれると、もっといいけど(笑)、TEDxTokyoも1日だけだったし、もしかしたらTEDxは1日だけしか出来ない決まりがあるのかも。

ロビー

あと、前半戦で気になったのは会場の寒さ。気温的な意味で。
当日朝は確かに結構寒かったのですが、日が昇ると外は暖かくなっていました。しかし会場は暖房がないとのことで寒いまま。設備がないのですから、誰にもどうする事も出来ず、結局TEDxRyukyuは、一日中寒いままでありました。中身は熱かったんですけどね。

そしてお昼時間は瞬く間に終了し、午後の部がスタートするのでした。

<つづく>

at 23:21, Matayoshi En, デジタル関係

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